Mavic Miniが発売されちゃった
本来なら即買い対象です
海外版と仕様の違うバッテリーを付属させることで、航空法の対象外となる199gを達成したMavic Miniが登場しました。バッテリー容量は海外版2400mAh(100g)リチウムイオンバッテリーに対して日本版1100mAh(50g)リポバッテリー(LiPOってなんだ?)。
価格は基本モデルが$399に対して46,200円。予備バッテリーなど必要なものが大体揃うコンボモデルは$499に対して59,400円。為替を考えると価格差は無いように思うのでバッテリー持続時間が短くなるぶんなんだか損した気分ですし、予備バッテリー必須となるとコンボモデルしか選択肢がないので、約6万円の品となります。
なんだか急に割高感が出てきます。動画は最大2.7K。最大40Mbpsで記録できるのでブロックノイズは出ないでしょうけれど、4K欲しかったなぁというところ。最大伝送速度は日本は2km。5.8GHzが存分に使える海外仕様は4km。これはもう日本で使う以上はしょうがないことですが、周波数帯の制限はもとより出力も低く抑えなくてはならないのが辛いところですね。
4K撮影のできるMavic Airのコンボモデルがが現在13万円で買えることを考えるとやや微妙ではあります。しかしMavic Miniの最大の訴求点は、航空法にあまり縛られない、というところ。
完全に自由ではなくて、飛ばしてはいけないエリアはあります。
空港周辺
地表から高さ150m以上上空(山なら山の起伏に沿って150mという理解)
皇居とか
都道府県や自治体で独自の条例で規制している場合もあります。東京都は都立公園では重量関係なく飛ばせないそうで。
それでも、お祭りなどのイベント撮影や、夜間飛行、目視外飛行が可能になりますから、Mavic Airの飛行性能から類推するところのMavic Miniの飛行性能なら、今まで出来なかったことが買うだけでできるようになるわけです。
とはいえ、199gの物体が150m上空から落ちてきたとするとかなりの衝撃を地上に与えます。人の頭に当たれば致命傷ではないかな。そう考えると、無茶なことはできません。安全への最大限の配慮が必須です。保険にも加入しましょう。1年間は賠償責任保険が附帯するという報道もあります。公式のニュースリリースは現段階でリンクが機能していないので確認できず。
お寺の行持を上空から撮りたくても、Mavic Airでは申請が必要だったので撮れずにいました。花まつりの賑わいを上空からも撮りたいのですけれど。Mavic Miniならそうした要求にも高画質で応えられるわけです。自分のお寺のことですから、どこを飛ばせば安全かは熟知してますし、それほど高度もいらないので危険性は少なくなります。やりたいなぁ。
現状ではさっぱりお金がないので(法人で買おうにも個人で買おうにも)しばらくお預けですが、春までに貯金をすればなんとか買えるかなぁ。昨年買ったばかりのMavic Airを売りに出したらいくらになるんだろうとか、考えてしまいます。4K撮影はPhatom4があるし…
法人業務のために個人の所有物を売り払ってまで機材を揃えるのはブラック職場感が溢れていますが、やりたいんだから仕方ないですよね。よし、ちょっと考えてみよう。
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