カーナビタイムがAIでルート探索開始

『カーナビタイム』日本初、AIで走行データを分析し、一人ひとりの運転傾向に合わせた「推奨ルート」を提供開始
『カーナビタイム』
日本初、AIで走行データを分析し
一人ひとりの運転傾向に合わせた「推奨ルート」を提供開始
~ドライバーによって異なるルートの好みや、走りの傾向を考慮して、その人に合ったあなただけのルートを提案します~
というわけで、最新版にアップデートすると、AIを活用して探索してくれるようです。AI。うーん。私の中ではAIというには機械の側からアクションを起こしてくれて初めてAIであって、今回のものはいいとこディープラーニングの結果の提供、じゃないかな。AIの中にディープラーニングや機械学習が含まれるという説明もありますが、「機械の側から」という一線を超えない限り、AIと認めたくない頑固な人がここにいます。

というわけで、試してみました。よく行くイオンモール浜松志都呂までのルートです。アップデート前のルート探索結果。


こちらがアップデート後のルート探索結果。


はい。どうでしょう。出発直後は常に使う道になりました。でもその先のルートでは、AIの成果は出ているようには感じられませんでした。このルート、絶対走らないし。

都心だと変わってくるんでしょうか。いや、でも、「一人ひとりの運転傾向に合わせた「推奨ルート」を提供開始」とありますから、他人の走行データではなく、私の走行データから導かれるはず。それなのに変化が見られないということは、アップデート後の走行データが必要なのかもしれません。そうなるとしばらく使わないと検証できませんね。

こちらは、友人宅へ行くルートの一部。アップデート後のものです。


地元の人なら分かると思いますが、磐田インターで降りると混雑している事が多いため、一つ手前の遠州豊田スマートインターを利用します。走行軌跡がついてますよね。走行履歴から遠州豊田スマートインターの利用を提案して欲しかったのですが、磐田インターを提案されました。時間帯を変えると、さらに一つ前の浜松インターで降りるルートも提案されましたが、それはどうかと思います。信号の数や、今までいろんな時間帯に走った経験からは、どの時間帯でも遠州豊田スマートインター利用が一番なんじゃないかなと感じます。

遠方に行くのであれば何も言わずにナビに従いますが、知っている場所へ行く際にナビを使うのは、インターで降り損ねるのを防止するためとか、想定外の渋滞が発生した場合の回避ルートのためだったりとかなので、基本的にはいつも走っている道を提案して欲しいのです。そうでないとリルートが無駄に発生して鬱陶しい。

AIによってとうとうその辺りがケアされるようになったと思ったのですが、今のところ、そうではないようです。これから色々走ってみて変化が現れるといいのですが。

でも、こういう機能が導入されて、すぐに利用できるのはスマホカーナビの大きな利点です。車載ナビにはとても真似できない事です。ずっと使い続けますので、アグレッシブな機能開発を今後もどうぞよろしくお願いします。

来月末には遠出の予定があるので、どんなルートを走ることになるか、楽しみです。

コメント

zenback

このブログの人気の投稿

IPv6(IPoE)でようやくVPN復活

DuraSpeedとかHuaweiの電源管理とか、やめてくれ

AirPods Pro、Apple Watchのトランシーバーアプリで楽しめる