Apple Watch Series 5 常時表示へのささやかな要望

文字盤はSiri一択

文字盤が常時表示になったことが最大のトピックとなっているApple Watch Series 5。手首を返さずに時間が見れるという時計として当たり前の機能が実装されただけなのですが、バッテリー持ちとの兼ね合いで高機能スマートウォッチにとっては実現の難しい機能でした。

1日余裕で持つというわけではないのですが、やっと運用でカバーできる領域になったと言えるでしょう。watchOSのマイナーなアップデートでやや改善もされたので、今後のアップデートにも期待が持てます。

文字盤が常に表示されているということは、Apple Watchで初めて、他人に文字盤がどう見えているのか、ということが意識されるようになりました。今までは真っ黒い画面でしたから気にしようもなかったのです。使い始めた頃は、針の見えない真っ黒い時計をつけていることに多少のネガティブな感情もありましたが、そんなもの数分で慣れました。便利さが全てを上回っていったのです。

しかし今、とうとう他人に見えてしまうことになったので、私の文字盤が。

コンプリケーション機能で表示される予定やアクティビティのグラフなどなどプライベートに関わるものは、手首を返して自分の側に向けなければ表示されません。「-----」っで置き換わっていたり、「カレンダー」などと書かれていたりします。

私は「Siri」の文字盤を好んで使っています。文字盤にSiriが登場したのはいつでしたでしょうか。登場以来、ずっとSiriしか使っていません。なんとなーく、今これを見たいでしょ?という情報を出してくれるんです。なかなか気が利いてます。

しかし、使ってみればすぐわかるのですが、画面の大部分がSiriが表示するコンプリケーションのエリアで埋まっています。文字盤としては何にも美しくないんのです。プライバシーは守られますから、自分が見ている時以外は「-----」ってなっているんです。全然美しくない。なぜAppleが、これでよしとしているのか理解に苦しみます。


自分用と他人用の文字盤を

手首をひねって自分の側に来た時だけ、Siriが気を利かせた情報を見たいのであって、チラ見して時計を確認したい時にはそれらは不要です。そもそも「-----」じゃ役に立たない。(カレンダーの気配が出ていれば、時間が迫っている予定があるという目安にはなりますが、それぐらい)

Apple Watch Series 5に対する唯一の要望が、他人用の文字盤を設定させてほしい、ということです。常には他人用が見えていて、手首を返して自分に向ければ自分用が表示される、というわけで、理屈上は難しいことには思えません。もしかしたら画面の切り替えがもたつくとか、頻繁な切り替えによってバッテリー消費が多くなるとかあるかもしれませんが、とりあえず望む人に選択肢を与えてほしいのです。

だって、今のままではせっかくのいつでも見れるApple Watchが美しくないんですもの。Appleさん、お願いします!

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