これからのApple WatchはUltra一択(当社比)

先日、Apple Watchを買い替えました

一番小さいサイズをずっと使ってきました。初代(Series 1と名がつく前)、Series 2、Series 3、Series 5、Series 6。38mmと40mm。41mmとなるSeries 7以降は買い替えられずにいました。

そんな私が今回入手したのは、49mmのApple Watch Ultra。手首の幅が50mmしかないので、余計に大ぶりな時計に感じます。が、サイズも重さも意外と気になりません。40mmに付け替えればその瞬間は大きさを実感するものと思いますが、日常生活で大きさを感じるのは1日に一度。

ユニクロの極暖ロンTを脱ぐ時。着る時は付けたままで問題ないのですが、脱ぐ時は引っかかります。脱げないことはないけど、Appe Watchをはずした方が早いと結論づけました。

それ以外では不思議と大きさに困ることはありません。

つまるところ、個人的には良くないところが見当たりません。良い所ばかり。その中のいくつかが決め手となり、もう小さなサイズには戻れないという気持ちになっています。

思いくままに語りましょう。長いよ。

遠景用斜位矯正メガネをした状態でも、なんとか文字が読める

斜位矯正のプリズムレンズのせいなのか、老眼が入ったからなのか、元々遠景用メガネというのはそういうものなのか、よく分かりませんけど手元がぼやけるんです。普段は運転中だけこのメガネをかけるのですが、かけているとApple Watchの表示がぼやけます。近景に焦点が合わないんですね。今までは通知が来たら、ハンドルを持った右手の手首をクイっとひねれば通知の内容が把握できたのですが、最近はぼやけてどのアプリからの通知かも分からない状態でした。

Ultraにしたら、画面サイズが大きくなったおかげで、ぼやけてはいるものの認識できるんです。運転中の一瞬で見ないといけませんから、最近は確認を諦めていました。信号待ちで見ればいいだけの話ではありますが、前方後方確認の合間に一瞬ちらっと見るだけで確認できていたものが出来なくなるというのは、それだけでストレス。

見えるって素晴らしい。

スケジュール表示の神アプリに出会った

その名も「Calender Timeline」。Apple Watchh専用アプリであり、iOS版はありません。2023年3月8日現在320円の有料アプリですが、私が元々Apple Watchに求めていたものの一番大きな部分をついに与えてくれたアプリなので実質無料。

このアプリについてはApple Watch Journalさんの動画を見てもらうのが一番。iCloudカレンダー限定ですが、その日の予定をタイムライン状にして表示してくれます。ついでにリマインダーも。おなじみFantasticalにも同様の機能はあるのですが、タイムライン状にしたそのバーの上に、予定を文字で表示してくれるのが大きな違い。

そして、その文字を読み取れるのは、老眼に入門した人にとってはUltraの画面サイズがないと無理なんじゃないかな。解像度しては45mmのApple Watchと大差ないのですが、縦横4mmずつ大きいのは文字サイズ的にはかなりの差になってると思います。

若い方には分かるまいて。

ちなみに、老眼初心者の私には、Ultraであってもバーの上の文字を読み取るのはギリギリです。雰囲気で読んでる部分が大きいです。でもこれで、Apple Watchを見るたびに1日の予定を確認できるので、安心感無限大。(昼近くなると夜の予定は無いものとして行動し始める謎の生態を持っているので。)

文字盤Siriから脱出できた

そして、文字盤はずっとSiriを使っていたのですが、Calender Timelineを使うためにモジュラーに変えました。文字盤のSiriは、次の予定をちょうど良いタイミングで表示してくれたり、タイマーを使っている時にはタイマーを表示してくれたり、ふと気がつくと外の気温を表示してくれていたりと、割といい塩梅でその時に必要そうな情報を出してくれる文字盤です。Series 3の頃からずっとSiriを使っていましたが、とうとう変える時が来ました。

(ど真ん中に配置したCalender Timelineに何も表示されていませんが、この日、珍しいことに本当に外に出る予定が何もなかったのです。No eventsの文字が輝いて見える・・・)

文字盤Siriの弱点は、コンプリケーションを2つしか配置できないことでしたが、モジュラーは5つ。そのうちの一つは当然Calender Timelineですが、まだ4つあります。Siriの時には貴重な人枠を日付に使っていました。モジュラーは日付は勝手についてくるので(オフにはできるが他のものは配置できない)、3つ、今までよりも多く配置できます。

私はNature Remoとボイスメモ、そしてタイマーを配置。タイマーを置いておかないと、タイマーの残り時間がパッと見れないのでね。Nature Remoは寺務所のエアコンを操作するのに使っています。そしてボイスメモ。

ボイスメモは下段のど真ん中に配置したのですが、まだ一度も使っていません。でも、Apple Watchのボイスメモは、役に立つ時にはとても役に立つのです。サイドボタンを押した先によく使うアプリとして準備しておいてもいいのですが、文字盤にあれば一瞬で起動できます。もしものための備えとして。

ふとした思いつきを音声メモで残したい時っていっぱいありますからね。

操作感が非常によろしい

画面が平になったことが、操作感にはマイナスに作用すると思っていました。しかし、実際に使ってみるととても使いやすい。ある程度の画面サイズがあれば、平面の方が操作しやすいということでしょうか。40mmのアップルウォッチで通知を表示するには、上の縁に指をかけて下に下げるという操作でしたが、Ultraの場合は画面中央よりやや上ぐらいからちょいっと下に下げるだけです。コントロールパネルも同様。下の縁に指をかけて上に上げていたものが、中央やや下からちょいっと上げる。

左右スワイプによる文字盤切り替えは、ややオーバーなアクションで行う必要がありますが、それでも画面の縁を触る必要はありません。

今までよりもかえって少ない動きで操作できているかも。知らんけど。

各種アプリが実用的に動く

これはSeries 3からSeries 5に買い替えた時にも感じたことなのですが、Apple Watch上で、アプリを普通に使えるようになります。今回はSeries 6からUltraへの買い替えですが、「普通」のレベルがまた上に上がった感じ。Series3の頃はメールの確認をしようにもアプリがいつまでも起動しなかったものが、Series 5で待っていればちゃんと動くようになり、Ultraではもはや普通にメールが読めます。本文の読み込みにはちょっと時間かかるけど。

電池が持つ

もう散々言われていることですが、電池が持ちます。公称36時間なので、丸二日安心というわけにはいきませんが、普通の生活なら丸二日持ちます。それもギリギリではなく。10%あれば一晩過ごせるので、今までの電池残量に対する感覚は一度リセットしないとなりません。ここはいまだに適応できていない部分。50%切るとやや不安になってきます。病気だ。

ワークアウトはあまり使いませんが、画面は常時点灯、eSIM使ってます。eSIMはahamoのワンナンバーサービスを利用。DoCoMoと同じです。楽天モバイルも電話番号シェアサービスがあり、au、POVO2.0もウォッチナンバー、SoftbankはApple Watch モバイル通信サービスというそれぞれわかりやすい名前で提供中。LINEMOだけ提供されていないのですが、これはなんでかな。

ワークアウトを除けば、バッテリー消費が一番大きくなる状態で使っていて、二日間十分に電池が持つという実感です。これはありがたい。キャンプの荷物減らせる。

GPSがさらに正確

L1とL5の二つの周波数に対応していて今まで以上に正確になってるんですって。スタパ齋藤さんも言ってるから間違いない。

(もちろん公式ページにもちゃんと記載はある)

幼き頃、河口湖の遊覧船乗り場にて迷子になった私にとってはとても頼りになる機能です。

セルラーモデルしかない

Apple Watchを買うにあたり、セルラーモデルを買うかどうかは最大の悩みどころです。無くてもいいかも知んない、でもあったらあったでいいかもしんない。危機的状態の時、iPhoneは紛失しているかもしれないけど、Apple Watchなら腕に巻いてるからきっと無事。単体で発信できたらどんなに嬉しいことか。

Apple Watchの公式アピールビデオでも、セルラーモデル前提のシチュエーションは結構あります。

でも、価格差を考えるとなかなか手が出ない。いつも何か、大きな大きな機能を一つ諦めて安い方を買うという結論に至る方は多いことでしょう。

でも、Apple Watch Ultraならばそんな葛藤とも無縁です。セルラーモデルしかありません。こいつを買うしかないんです。素晴らしい!

Apple Watch Ultraの公式ページある動画を見たら、通信モジュール内蔵は大前提と思えます。外す選択肢は開発陣にもなかったでしょうね。買ったら頑張ってエクストリームな状況に挑戦しましょう。

実物を見るとデザインが気に入る

最近のアップルのデザイン全般にも感じていることですが、写真で見るよりも実物の方がカッコいい。

以前のアップルは、写真で見てもカッコよかったので、そのデザインからは後退しているとも捉えられますが、その分実用性は増しているのかなと感じています。MacBookとかでも不具合減ってる気がするし。

Apple Watch Ultraも、実物を見るまでは半信半疑だったのですが、実際に手に取るとやっぱりカッコいいです。

とはいえ、こればかりは人それぞれです。合わない人はいることでしょう。

これを読んで買う人がいたら

Apple Watch好きが語るApple Watch Ultraの良いところだけを羅列した内容になっていますが、でもね、本当に良いところだらけなのですよ。悪いところが無い。

Apple Storeで買えば2週間以内なら返品できますから、試してみるのも良いと思います。

私はAmazonの新生活セールで5%引きになっているところに、AmazonのPaidy初回利用最大20%還元も合わせて使って買いました。ですから返品はできませんが、最大限に気に入っているので問題ありません。

時計というカテゴリーで考えたらもっと高額な品はいくらでもありますが、普通に考えたら高い買い物です。よく考え・・・・ずに勢いが大切です。じゃないと買えない。とはいえ、支払いが出来る範囲で勢いをつけましょう。

では皆様も、よきApple Watch Ultraライフを。

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