FireWireが少数派なのが悲しい
Macと言えばFireWire。USBも付いてますけど、やっぱりFireWire。USBとの差は、転送速度と、CPU負荷にあります。USBはUSB3.0が登場して高速化していますが、CPU負荷も高いです。(FireWireもS3200というまるでホンダ車のような名前の次世代規格が定まっているのですが、Macにもまだ搭載されないし、どうなってるのやら) CPU性能の高まった昨今に於いてどれほどの影響があるか分かりませんが、CPU負荷が低いFireWireと比較すると、似た速度理論値を持つ規格同士ならUSBの方が実測では劣ります。例えば外付けHDDのデータ転送などではUSB2.0よりもFireWire400の方が高速、と言うベンチマークがありました。 カカクコムのクチコミ に。 ですからFireWire800ともなると、USB2.0までの世界においては大変高速な規格だったわけです。主にMacにばかり搭載されていましたので、Mac対応を謳う外付けHDDしか対応していませんでしたけれどね。 価格も高めです。CPU負荷が低いってことは、コントローラーチップみたいなところでCPUの代わりをしているわけで、つまりチップ自体が高価になってしまうから、全体の価格も高め、ってことでしょうか。 でもやっぱり速いんですよ。ギガバイト単位のデータコピーが、数分で終わってしまうんですから。麻薬です。USB3.0対応機器は使ったことがないですけれど、高速になった分、CPU負荷が増えていたとしたら残念です。出来れば、そんなことが起こらず、高速な物が安価に買えたらうれしいです。 MacBook AirにはそもそもFireWireポートがありません。来年以降の新機種でもどうなるか分かったもんじゃありません。今後外付けハードディスクを購入する際に、どの規格を選ぶか、悩みどころです。たいていはケースだけ買って、中身はバルク品を入れるのですが、ケースだけでもけっこうなお値段がするのですよ、FireWire対応品は。 今までの頻度からすると数年に一度の買い物ですから、多少高価でも、USB3.0とFireWire800、双方に対応したケースを買うしかないのでしょうか。FireWire S3200、Macにさっさと搭載されないでしょうかね。多少高くても、信頼のFireWire規格です。必要としている人は少なくない...