消費税増税分の支出カットに新聞解約が話題ですが

だだっと書きます

我が家では両親が新聞を購読していますが、私ども夫婦は読んでいません。小学校の宿題で年に一度くらい新聞を読む必要があるのが悩ましいのですが、私と妻だけならほぼほぼ定期購読は不要という状況になっています。

なぜ読まないかと言えば、

一つの家屋の中とは言え、生活空間が二世帯で分かれているので新聞が遠い
妻からすると両親が読んでからでないと手を出せないので読める時間帯と読みたい時間帯が一致しない
各社ともそれなりにネットに記事を公開しているし、他のメディアの情報も合わせればだいたい事足りる
ローカル記事も最近はだいぶカバーされるようになってきた

こんなところでしょうか。折り込み広告は、見なくなればなったで気にならなくなるものです。地域で一番安いスーパーはもともと折り込み広告をしない店というのもあります。

お年玉を握りしめておもちゃ屋の広告を熟読するシーンを子ども達に経験させてあげられていませんが、失われたものはその程度。他の刺激で補えていると思います。

我が家は中日新聞です。ネット版には有料会員と定期購読会員向けに限定ページがあり、ローカル記事はそこから紙面を画像で見るような形式になっています。普通のテキスト記事にして欲しいのですが、そこまでの人手が割けないのでしょうか。それともニーズを取り違えているのでしょうか。ネットに軸足を移した途端に、画像で記事を読ませるなんて、絶滅するでしょうね。

私の今の興味は、旧来の新聞という形式が、いつまで続くのかなぁ、という点です。あれだけの情報量で月々4千円弱。そんなに高いわけではないと思いますが、しかし、年間で5万円近くとなれば、解約を検討する人が出てもなんら不思議ではありません。情報量が多ければ良いわけではなく、質の問題です。私は政治記事に関してはバイアスのかかっていない記事が読みたいなぁ。事実を淡々と。それに関連する情報を淡々と。

政治的公平性を求められているはずのテレビ放送が右に左にブレまくりな状態ですので、公平なメディアというのも求められています。以前のNHKはそうした要求に答えていたように思えるのですが、今は民放と同じく、どっちかに偏ったような感じ。偏るなら偏るで偏り切ってくれれば分かりが良いのですが、番組によってブレがあると、見ていて補正が効かせづらい。

あぁ、そういえば私は、新聞のみならずテレビも最近はろくに見ていないんだった。

何を見ているか?

ツイッターで世の中の流れを観察しています。個人個人の発信ですから当然大変に偏っているので、それを前提として考えることができるので、かえって分かりやすい。参考にしたいツイートを見つけると、その方のプロフィールを見たり、過去の発言を見たり、リプライを寄せている人たちの様子を眺めたりして、本当に参考にして良いのかどうかを判断します。そのだけのプロセスを経ないといけない手間はありますが、たったそれだけで見極められるとも言えます。

2ちゃんねるの書き込みから真実を選り分けて情報を拾っていた世代にとっては容易いことです。でも、この能力を子どもたちに伝授していくにはどうしたら良いのかと、悩むこともあります。8割方疑ってかかれってことですからね。性格が歪みそうです。

小学校の教科書にも、偏向報道に惑わされず、正しい情報を掴むように書かれる時代です。なんだか、悪い大人がいっぱいってことみたいですね。周りを見渡しても悪い人なんていないのに、なんでこんなことになっているんでしょう。

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