銀行員がカジュアルな服装で接客する時代

三井住友銀 原則スーツを見直し 」というニュースがありました。

「三井住友銀行」は、勤務中にスーツを着用するという原則を今月から取りやめました。カジュアルな服装を認め、最初の営業日の2日は、東京・丸の内の本店にポロシャツなど好みの服装に身を包んだ行員が次々と出勤していました。
今後は接客担当者もスーツ以外を認める方針ということで、堅苦しいイメージを持たれている銀行のイメチェンになりそうです。これで他の銀行も追随すれば、「銀行員だってスーツ以外で仕事している」という既成事実は他の業界での服装にも大きな影響を与えることになるでしょう。

ただ、スーツには、スーツさえ着ていればそこそこまともに見えるというメリットがあります。銀行のいうカジュアルは、おそらくスタートアップ企業のカジュアルとは全く別物でしょうから、着るものに苦労する人も出てきそうです。スーツなら極論毎日同じでも許されるイメージがありますし…(想像です)

曹洞宗も勢いに乗って日本の風土にあった着物に変更してくれないかなと強く思います。主に衣屋さんの努力によって暑さ寒さに対応した生地の着物が市場に出回っていますが、昨今の真夏の気候はそれらではとても対応しきれないレベルになっています。真夏に限ればお袈裟一枚で良いのでは…

パンツは履きます。

曹洞宗のことはともかく、もっと服装に自由を、と思う場面は時々あります。学校もそうですね。小学校は私服が当たり前になってきましたが、中学に入るといきなり制服。靴の色まで制限されて、なかなかに窮屈そうです。中学生らしい服装を、と学校の説明にはありますが、そもそもその中学生の定義はいつの時代のものなのでしょうか?

中学校の三年間は思春期の中でも一番多感な時期にあたり、扱いの難しい生徒も多く出るのでしょうが、今まで締め付けでやってきて、果たして良い成果が出ているのかと疑問に思います。ゆるゆるにしても良いんじゃないかな。ゆとり教育は学習内容を緩めすぎた部分があります。あれは「そうじゃない」緩め方だったと思います。それでも、あの時代の教育を受けた人の中にも優秀な人はいっぱい出ているはずで、結局は子どもたちがどう勉強に向き合ったかによるんだと思います。だったら、服装や化粧なんかの制限に先生たちは労力を割かずに、いかに勉強が楽しいことかを伝えることにシフトして欲しいです。

いずれ銀行の窓口の職員も、ふわふわのセーターとかで対応するようになるのでしょうか。あったかい雰囲気、良いですよね。顧客がお金を借りたくなるような服装の提案とか出てくるかもしれません。いろんな変化が想像できて面白いです。次に追随するのはどこの銀行でしょうか。みずほ銀行は、柔らかそうな名前にカジュアルな服装が似合っている気がします。

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