知らなかったCatalinaの機能。Apertureライブラリの救済策

Apertureユーザーでした

Appleユーザーにはお馴染みの写真管理ソフトAperture。プロも使うソフトで、使いやすく、機能も豊富で、とても気に入って使っていました。難点があるとすればライブラリを独自にパッケージングして保存するため、Apertureが使えなくなる開く方法が無いという点。とは言え、Finderでライブラリファイルを右クリックして「パッケージを開く」ってやれば、実態は単なるフォルダ階層になっているだけなのでフォルダ名が見当つければオリジナルファイルを取り出すことも難しくはありませんでした。グレーティング情報はもちろん取り出せませんけど。

数年前に開発終了がアナウンスされ、泣く泣く使用を諦めたのですが、昔バックアップしたデータはApertureライブラリのものが少なくありません。5年分ぐらいはあるんじゃないかな。

macos 10.15 Catalinaでは32bitアプリは起動すらしなくなりました。Apretureも完全64bit化されることはありませんでしたので、当然起動できません。無理やり起動する方法も存在しているようですが…

ただ、実は写真アプリでApretureライブラリを直接開くことが可能だったようです。そして、さっきMacを再起動したら10.15.1へのアップデートが来ていたのですが、アップデートするとApertureで変更を加えた写真にもアクセスできるように修正されたとのこと。いや、なぜ最初から対応しておかないのか。

ともかく、これならば一度写真アプリでApretureライブラリを開いてしまえば、そのまま写真アプリのライブラリ形式に移行することができそうです。バックアップしたものも、アクセス出来るうちに移行しようかな。Appleのことなので、ある時突然もう移行できませんって言いかねませんから。

後方互換性については恐ろしいほどにあっさり切り捨てるAppleにしては珍しく丁寧な対応だと思います。それだけで褒めて良いのか分かりませんが。プロも使っているということで、そのサポートのためかもしれませんね。プロは大事にしないと、Appleブランドは維持できないでしょう。

でも、できれば、Apertureを復活させて欲しいなぁ。使いやすかったんだよなぁ。それかiCloudの2TB上限をそろそろ引き上げて欲しいですね。もちろんお値段そのままで。そしたら今の400GBからアップグレードしよっかなと思わなくもない。

移行の手順

肝心の移行の手順ですが、実は私もまだやってないのではっきりしたことは分かりません。

optionキーを押しながら写真アプリを起動すると、開くライブラリを選択することができます。ここにApertureのライブラリも表示されますから、選択して開いてしまえば良いものと思います。おそらく内部で移行処理がされることでしょう。あんまり考えなくて良いのがApple製品の良いところですから。

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