iPad Pro用Magic Keyboardが届いたので早速文字を打ってみる


予定よりも発売が早まったとはいえ、待ちに待ったMagic Keyboardが届きました。クロネコさんが最寄りの営業所から荷物を持ち出したのが朝の7時前。届いたのが16時ごろでした。今までなら遅くとも午前中に届いていたので、配達する荷物が増えているんでしょうか。いつもありがとうございます。引きこもり勢(もとい、外出自粛勢)にとっては運送業の皆さんが生命線です。体に気をつけてください。

というわけで、Magic Keyboardです。重いです。家庭内モバイルをするには十分許容範囲。外に持ち出すかと聞かれれば、通常ならば持ち出さないでしょう。でも15インチのMacBook Proよりはかなり軽いわけで、iPadで事足りる人にとってはMacBook Airを買い足さずに済む良いマシンになると思います。

何よりロマンがある。

ヒンジは大変しっかりしていて、角度も大体いい感じ。電車で膝に乗せた時には少し角度が足りないかもしれないかな?と想像するけれど、私ほとんど電車に乗りませんので…


キータッチは良好。また、私の買ったのは12.9インチ用なので、隅のキーまでサイズがちゃんと確保されています。かな打ち入力派にとってはこれがとても嬉しい。デル アンバサダーのモニター体験でお借りしたAlienware m17のキーボードと比べると、打ち心地の良さは五分五分、音の質はm17の方が良かったかな。もう少し静かだったと思いますし。

そう、タイピング音は耳障りです。スコスコという音なのですが、ボリューム大きめ。議事録をこれでと思うと、会議室に響き渡ることでしょう。硬い机の上だと少し静かに感じますが、畳ベッドを机がわりにキーを打っていたら、すごく響きました。畳ベッドが悪いのか。

それを抜きにしても、静音では無いと思います。最近はビデオミーティングに使いたいと言う方も多いと思いますが、このタイピング音がそのままマイクに乗ったら、相手は気になるでしょうね。それともうまくノイズキャンセルしてくれちゃったりとか、どうでしょうか。私は相手がいないので確認もできず。iPadって、自分の顔と、自分の見せたいデジタルな資料を同時に映すことって可能なのかな。そんなことも知らないぐらい、この技術にフォーカスする必要のない環境にいます。



キーボード自体には角度をつけられませんので、長時間のタイピングは疲れそうです。若い手首なら問題ないでしょうが、40代半ばともなると、消耗が激しい。サードパーティで角度をつけるアイテムが登場しないかなぁ。据置用途には必需品になりそう。

タッチパッドは小さいながらに使い勝手良好です。安物Windows機のような感触ではなく、さすがApple、と思える感触です。その点は安心して良いと思います。

そして、これから暑い時期を迎えるにあたって、自らが発熱しないキーボードというのは、地味ですけれどかなり快適性に寄与すると思います。

ちょっとだけ気になる点は、最上段のキーを押すときに、iPadの下部が当たりそうになる点。ローマ字入力であれば数字を打つときにしか用がありませんが、かな打ち入力派にとっては常時使う場所です。ちょっと窮屈なんですよね。これは今までのキーボードの方が打ちやすそうです。iPadの角度を立てればいいのですが、それだとちょっと画面が見にくいんだよなぁ。

身長や座高の高さも影響しますから、個人差のあるところだと思います。その日その日で見やすい角度も違うかもしれません。何にしてもまだ使って数時間ですから。文字数としてら2000文字も打ってない。まだまだこれからです。

途中寝落ちを挟んで気づいた点を注意深く拾い上げましたが、不満点がこの程度しかないというのはすごいことだと思います。Macについては我慢を強いられる点が多かったのに、最近のiPad Proの躍進はすごい。ノートブック化をしているというよりは、多方面の要望に応えてようとしてくれている、という感じがします。Macの、特にグラフィックス方面への非力さを訴える声にようやく応えてきてくれているように。

そういう意味で、「Pro」と付いても違和感を感じなくなってきました。私にとっての「iPad Pro」の完成です。

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