Cosmo Communicatorの何が最高で何が最悪か


最高なこと。

両手でも片手でも打てるまともなキーボード。スマホとしては唯一無二。親指ぽちぽちキーボードでは満足できないのです。

スマホであること。通話が出来ること。

ストレージも128GBとなにげに大きめで、MicroSDが無くても運用できる。

最悪なこと。

未だに出資者全員への出荷が終わっていない。COVID-19があったにしても、それ以前からグダグダだった。早めに届いた私はラッキーだった。

横向きのディスプレイ。Cosmo Communicatorのアイデンティティであるキーボードを搭載する以上仕方がないが、文字入力以外の使い方には非常に不向き。あらゆるアプリが横向きディスプレイを想定していないことが体験できる希有な端末。

(とはいえ、出荷の問題は本体性能には関係ないし、横向きディスプレイは最初から分かっていたことなので文句はない。)

ファームウェアがグダグダしている。これは最悪。不完全なファームウェアを公開してからふた月待たされている。

カバーディスプレイのアップデートが毎回うまくいかない。機内モードにしたり各人工夫して乗り切っている様子がTwitterに投稿されるのは、妙な一体感を覚える。

スピーカーが左右逆。もう、なんといったらいいのか。なぜ出荷前のテストでだれも気づかないのか。何でも良いから音楽を流せば、違和感は絶対感じるはずなのに。

Androidのハードウェアキーボードへの対応が雑。これはAndroidが悪いんだけども。日本語で、ある程度快適に入力出来るようにするまでには工夫が必要。その工夫を出荷前にして欲しいところだけど、総出荷台数が1万台もいかないような製品に、そこまでのきめ細かな対応は望んではいけないと自主規制。だからAndroidが悪い。

これらすべての最悪と感じる点を凌駕して、まともなキーボード搭載は最高。病院の待ち時間すら文字を打たせてくれる、テキスト入力中毒者ならば必ず幸せになれる製品。

故障した際に直すのにやたら時間がかかりそうだし(イギリスまで送る必要あり)、何年動いてくれるかも不明ですが、それでも超がつくほどのお気に入りです。いつでもどこでもキーボードで文字を打ちたい人には、なんとかして一度体験してもらいたいなと思います。

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