DJI Osmo Pocketに強力な助っ人現る
ちっちゃくてすごいやつ
DJI Osmoをずっと使ってきましたが、後継機としてDJI Osmo Pocketを購入したのです。小さくて、とても扱いやすくて概ね最高。でもやはりマイクに不満が出ました。Osmoの伝統なのでしょうか。(Osmoは自身のファンの音が入り込むという意味不明設計でしたが、Pocketはまともですよ)一番の用途は、お寺で主催している観音霊場札所巡りの下見に出かけて、その様子を撮影すること。実際に札所巡りへ出かける際に、札所の紹介としてバスの中で見てもらうのです。階段がどれくらいあるとか、見所はとか、そういう情報をあらかじめ提供することで、参加者の一番の不安要素である足への負担についての心配を軽減することが目的です。
隣寺の住職をパートナーとして連れ立って、札所の入り口あたりで札番とお寺名を色々ポーズをつけて叫んでもらうのですが、これを撮影するときに、指向性の無いOsmo Pocketのマイクではうまく声が入りません。
通常の撮影でも、撮影者である自分の声は非常に大きく入るのに、実際にカメラに映っている人の声が小さい。
というわけで、3月に入ってようやくリリースされた、外部マイクを接続するための「Osmo Pocket 3.5mm アダプター」を入手。続いてOsmoに接続しているRODE VideoMicroをOsmo Pocketにマウントするために、「Pocket Data Port to Cold Shoe and Universal Mount」を手に入れました。
「Pocket Data Port to Cold Shoe and Universal Mount」は、Amazonに出店しているHonboboというショップで注文したのですが、マレーシアから発送されて、正直これは届かないかもと思ったのですが、時間はかかったものの無事に届きました。梱包箱を手にとって、本当に届いたんだと、しげしげと眺めたものです。
「Osmo Pocket 3.5mm アダプター」が下見に間に合わなかったので今回は再びOsmoの出番となったのですが、実際の札所巡り本番には間に合ったので、先日たくさん撮影してきました。
三つの製品を組み上げた状態の写真が、こちらです。
持ち手部分が狭くなったので、持ちやすさはかなり失われましたが、かといって落としそうな不安感もなく、また、マイクの風防が映り込むんじゃないかと心配したのですが、意外にも滅多に映り込みません。カメラを一番下に下げると映り込むぐらいです。
フォローモードやFPVモードで、足元を撮影して、グイッと上に向けていっても、RODE VideoMicroのでかい風防が映り込んだりはしません。これは本当にありがたかった。
問題があるとすれば、外部マイクによる録音の音量レベルが低い、気がする。内蔵マイクと比べると半分ぐらいに聞こえます。設定項目には関連しそうなものはないので元々こういうものなのか、マイクによるのか。Osmoで使えているのでマイク自体は問題ないはずなんですけれどもねー
Osmo Pocketの液晶画面は大変小さく、老眼が入り始めた私の目にはだいぶ辛いのですが、私が求める程度のクオリティであれば十分に満たしてくれる映像を撮れます。良いカメラです。
今後は、本来の目的である家族の映像もたくさん撮りたいですね。じゃないと単にお寺にカメラを供出しているだけになってしまう。
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