空間オーディオを楽しむならAirPods Max

いつでもどこにでも持ち出せて、目立たず使える最高の相棒はAirPods Proなのでありますが、耳の治療で軟膏を塗っていたりすると使えないのです。耳に入れっぱなしにして生活できるのが理想なのですが、私の耳はそれには耐えられないようで、とても残念。

外音取り込み機能はAirPods Proの唯一無二の機能ではありませんが、しかしもう今後買うヘッドホンには欠かせない機能となりました。これがあるからこそ耳に入れっぱなしにして生活したい。スマホが脳の容量を拡張してくれるのであれば、AirPods Proは耳の機能を拡張してくれる、そんなイメージです。

まあそれはともかく。

WWDC2021で「今日からスタートです」と言われた通りに、Apple Musicでの空間オーディオが始まりました。空間オーディオとは、簡単に言えばドルビー社のドルビーアトモス(Dolby Atmos)のことなのですが、空間オーディオというネーミングはダサいように思えても、秀逸。意味がなんとなく伝わってきます。

AirPods ProとMaxで聴き比べてみると、やはりMaxの方がはっきりと分かります。元々の音質の差もありますが、耳の中の一点から聞こえる音よりも、耳の外からぐわっと聞こえる音の方が、空間が広く感じます。その広い空間の中に、楽器やボーカルが置かれている感じ。

すでにAppl TV+などでDolby Atmosマークのついた作品であれば空間オーディオを体感できるようになっていました。それが、いよいよ音楽の分野にやってきたのです。

映像作品でもその効果はやはりMaxの方が体感しやすいですね。大きいことはいいことだ。音楽の映像分野でも、ライブツアーの映像などでDolby Atmosに対応しているアーティストもすでに出ています。Apple Musicの空間オーディオ対応によって、こうした技術の認知がさらに広まると、アーティスト側も対応する意欲が増すものと思います。今後の展開が楽しみですね。

そういえば、5月中からApple MusicのMVは先行対応していた、という話も出ていました。私はDolby Atmos対応のMVを見つけられないんですが、どこにあるの・・・

実はApple Musicは先月末に契約を始めたニュービーなのです。Macのミュージックアプリの操作もいまいちしっくりこなくて。iTunesのごちゃごちゃした感じの方がまだ扱いやすかった。早く慣れないと。

空間オーディオを使うとAirPods Maxの音は別物になるようにも感じます。最初からここに合わせて開発をしてきたんじゃないかと思うぐらい。まだまだ店頭で気軽に試せる状況では無いですが、一度お試しあれ。また、Apple Storeで購入すると、14日間は返品ができますから、お試し気分で買ってみるのもいいかもしれませんね。

下のAmazonのアフィリンクから買った場合は返品がどういう扱いになるのかは分かりません。販売元はAmazonなので、Amazonの返品ポリシーが適用されるものと思いますが。

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