リナザウでSamba(詳しい解説はないです)

近況報告

しばらく放置してしまいました。すいません。
仕事が忙しく、でもこういうときに限っていろいろやりたくなるもので、リナザウにTELNETアクセスしてみたり、Sambaを利用してファイル共有したりと、日々のメンテナンスを楽にするための設定にいそしんでおりました。

TELNETアクセスは非常に簡単です。リナザウの/etc/inetd.confにある#telnet stream云々という行の、#を削除するだけです。ついでに固定IPアドレスを割り当てておくとTELNETしやすいですね。zaurusというユーザー名でログインできます。

私はiBookからつないでます。リナザウのターミナルからいろいろいじるのはキーボードの操作性の面で辛いものがありますが、iBookからTELNETすればそうした問題はすべてクリアです。viが使えますからファイルの書き換えも自由自在です。viを使い慣れないせいで最初は四苦八苦しましたけど。

WindowsネットワークやSambaを利用した共有フォルダへのアクセスは、米田 聡さん作のSmbMounterを利用しています。リンク先の説明通りにインストールするだけです。MacOS Xの共有フォルダを覗くと、一部2バイト文字が化けてますが、実用上は問題ないでしょう。Windowsの場合は、HOMEのファイルからアクセスするとファイル名に2バイト文字を含むものは表示されません。Tree!Explorer QTを使用すれば、化けてしまうものの表示されます。Linuxサーバはばっちり表示できました。問題なしです。
逆に、リナザウへのアクセスも出来ました。標準でSamba 2.0.7が搭載されているため、/etc/samba/smb.confを編集すればいいです。www.samba.gr.jpなどを参考に設定しましょう。
[global]セクションにWorkgroupやnetbios nameを設定してやってもなぜだか反映されないみたいですが、Windowsならフォルダのアドレス欄に¥¥リナザウのIPアドレス¥と入力してやれば開けます。MacOS Xなら、ファインダーの[サーバへ接続]メニューで、smb://リナザウのIPアドレス/としてやればOKです。
セキュリティが気になりますが、電源を切ると勝手に共有がOFFになるみたいなので問題はないでしょう。(次に電源を入れても勝手にONにならないということ)
米田 聡さん作のSambaControllerを使用して、共有のON・OFFを簡単に出来るようにしました。こんな便利なソフトがGPLライセンスで公開されているだなんて、ありがたいことです。(使用する分には通常のフリーソフトと同じと考えて良いでしょう)
同じく米田さんのサイトで配布されているSL-C760用にパッケージされたsmbpasswdを使えばパスワードによるアクセス制御をすることが出来ますが、それをしたらWindowsからアクセスできなくなってしまいました。MacOS Xからはつながるんですけど。不思議です。リナザウからWindowsにつなげる機会の方が多いので気にせずにいます。
一部文字化けの問題はありますが、これで普通のパソコンと変わらない簡便さでファイルのやりとりが出来るようになりました。しあわせです~

コメント

zenback

このブログの人気の投稿

IPv6(IPoE)でようやくVPN復活

DuraSpeedとかHuaweiの電源管理とか、やめてくれ

AirPods Pro、Apple Watchのトランシーバーアプリで楽しめる