Macのファイル掃除は標準機能だけでOK
不安定の原因は起動ディスクの残量逼迫?
ここしばらく、Macのフラッシュストレージ残量が20GBぐらいになってしまっていました。それと並行してTimMachineによるバックアップもうまくいかなくなるし、日本語入力中にレインボーカーソル出まくるようになって、原因を調べたかったのですが、急ぎの仕事が立て続いたためにほったらかしになっていました。
やっと時間が出来たのでフラッシュストレージの整理をしたら残量が400GBを超えました。そして日本語入力中のレインボーカーソルが出なくなりました。原因はこれだったっぽいですねぇ。昔から、起動の残量が少なくなると不安定になると言われていましたが、20GBでは残りが少ないという時代になったのかぁ。
不要、かつサイズの大きなファイルから消しましょう
ファイルを消す時のセオリーは、使っていないファイル、それもサイズの大きなファイルから消していくことです。そのために便利な機能を、Macでは標準で用意しています。確かSierra以降だったと思います。画面左上のリンゴマークから「このMacについて」を選択します。
macOSのバージョンなどが表示されたその上に、いくつかのタブが並んでいます。その中から「ストレージ」をクリックします。すると、接続しているドライブの利用状況が表示されます。iOSと同じような感じですね。
ここからさらに「管理」をクリックすると、さらに詳細に利用状況を表示する画面が出てきます。アプリケーションが何GBインストールされているかや、ゴミ箱にどれくらい入っているか、書類はどれだけあるか、などなど。
一通りクリックしながら眺めると楽しいです。横カラムで詳細が表示される項目は、並び替えができます。サイズをクリックすれば、大きい順、小さい順に並べ替えてくれます。
書類の項目で大きい順に並び替えれば、無駄遣いの原因はすぐに探せるでしょう。私はここにGoProやPhantom4、DJI OSMOで撮影した動画データがやたら引っかかってきました。別メディアにコピーがあるものは削除。まだコピーしていないものは外付けHDDにコピーしてから削除。
リストからファイルを選んで、下にある「Finderに表示」をクリックすると、その通りにFinderに表示してくれます。近くには似たようなファイルがあるでしょうから、一緒にコピーするなりすると良いでしょうね。
削除をするときは、先ほどのリストからも出来ますが、ただ消すだけなのにレインボーカーソルが出てやたらと待たされました。Finerに表示してから削除すればそんなことは起こらないので、今のとこはろそのように対処しています。ファイルサイズの大小に関わらず発生するので、バグなんじゃないかなぁ。
そうこうして、あっという間に400GB以上の空き領域をゲットすることができました。動画ファイルを多く扱うのに、編集が終わってもそのままにしてしまうから、空き容量がどんどん減ってしまったんだと思われます。他に推測のしようもありません。
人によってはこんないい具合に不要ファイルが見つからないかもしれませんが、どのファイルを本体に残し、どのファイルを外に出すかの判定はしやすくなると思います。とても便利な機能ですので、どんどん使っていきましょう。
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