WEPが10秒で解読されたら、SLザウルスは・・・

SLザウルスシリーズ、少なくともSL-C3200は、無線LANの暗号化はWEPしか対応していません。WPAに対応してれば良いのですが。CF型無線LANカードでWPA対応の物はあるらしいので、本体側の対応次第。しかしシャープはとうにザウルスを捨ててしまったみたいなので、期待できませんね。

Linuxであることを活かして、ドライバーを誰かが書いてくれれば(デスクトップ用のを移植してくれれば)、という可能性はあるものの、ユーザーはどんどん減ってきていますから難しいでしょうね。

というわけで、ザウルスでの無線LAN通信を安全に行うことは、もはや無理な話となってしまいました。もちろん、盗聴されても構わない通信のみに使うのなら問題はありませんけども。無線LANのアクセスポイントが、WPAとWEPの二重待ち受けをしてくれる機器が普及すれば、共存は出来そうですね。(そういうのがあるという話は聞いたことがあります)

惜しいのです。ザウルスはとても惜しいのです。
これだけ小型化で、バッテリーの持ちも良い。ブラウザが性能不足になってしまいましたが、どこでも文章書端末としてはいまだにベターチョイスであると思います。

ただ、生業で文章を書く人でなければ、それだけのために持ち歩くのには大きいですし、PCを持ち歩く必要性があれば、そちらで十分に事足りてしまいます。Webブラウズにも制約が大きいです。2ch見るぐらいなら何ら問題はありませんが。日本語入力も優れていません。ATOKでもあれば即買いしたいほどです。

通信機能も制限が多いです。WILLCOMのDDでも使えたらD4持ちの私には嬉しいのですが、どうやらUSBへの電源供給が弱いようで、動かないようですね。CFカード型を買うと別契約になってしまいますし。頻繁に使う物ではないですから、もう1回線契約はしたくありません。

Bluetoothが内蔵されていれば、ファイルのやりとりにも活かせるのですがそれもなし。赤外線だけじゃなぁ・・・

そんなわけで、ここしばらく出番もなく、机の傍らに転がっている状態です。もったいない。なにかうまい使い方はないかなぁ。

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