CentOSでnetatalk

多くの人にとっては用のないことだと思いますが(思いたくないですが)、CentOSにお手軽にnetatalkを入れる方法。

ちなみにnetatalkとは、Macとファイル共有するときに使うソフトで、Sambaと似たようなものです。SambaだけでもMacと共有できるわけですが、netatalkを使った方が何かとスマートです。

設定方法の詳細はゴーゴー幕之介さんのところの「netatalk 2.x and samba 3.x」にあります。とても役に立ちます。

で、CentOSでの使い方。公式にはRPMが提供されていませんので、何らかの手段で手に入れることになります。パッチ当てるのがめんどくさいのでCVSから入手してコンパイルしたら途中でエラーでしたので、私にはRPMを探すしか手がなかったのです。
コンパイルもかなり単純な部類にはいるはずなのですがねぇ。ひとたびエラーが出てしまうと私には良くわからんのです。

前述のページのリンクにNetatalk&Samba RPM配布所というのがあります。こちらでFedoraCore用のRPMが配布されています。そしてSRPMも。かなりのハイペースで更新されてまして、常に最新のものが手に入る状況です。

RPMをそのまま入れようとしたら、諸々バージョンが低いと怒られまして、さすがFedoraCore、CentOSはあっという間に置き去りです。そんなときでもSRPMがあるので大丈夫。

ダウンロードしてrpm -iでインストールすると、/usr/src/redhat以下にソースファイルが格納されます。それをそのままrpmbuildしてもいいのですが、cupsなど私には必要ない機能まで有効にして状態なので、specファイルを編集します。/usr/src/redhat/SPECSにあります。
configureで指定するものもこの中で指定してますから、中身をのぞいて、自分の環境に合うように適当に書き換えます。私はcupsを削り、さらにenable-srvlocも削りました。これでopenslpも要らなくなります。これがないとFinderから接続するのにIPアドレス直打ちしか手が無くなりますが、それでいいので。
上の方にある必要なパッケージのリストから、cups用の関連パッケージとopenslp、openslp-develを取り除いて、できあがり。
rpmbuild -bbで出来上がりです。
/usr/src/redhat/RPMS/以下に出来上がったRPMをrpm -ivhするだけで、ちゃんとインストールされます。
あとは設定ファイルを編集して起動すれば出来上がり。私のところではservice用のスクリプトがインストールされてないみたいなのですが、きっとソースファイルのどこかにありそうなので、これから探してみます。訂正:ちゃんとありました
時間が無くて、設定してもののまだ起動していないのです。ちゃんとコンパイルできてなかったらどうしましょ。

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