「被災時向けの機能」について

前のエントリーでの「被災時向けの機能」について質問をいただきましたので、どんなものかを書きます。コメントに書いてたら長くなってしまったので、改めてエントリー。


私は東海地震で大きな被害が想定される地域に住んでいるため、私の言う「被災時」の主な想定は地震災害です。
大きな地震が起これば通信状態が確実でない状態になることが予想されます。
そんな状況で、情報を確実にエントリーするための機能がまず一番の課題です。エラーが出たら通知する、成功したら通知する、というのが一番簡単な方法でしょうか。ただそれらがトラフィックの過度な増大につながってはいけませんから、ほんとにこの機能をつけて良いのかどうかは悩むところです。短い通知メールぐらいなら大丈夫だとは思いますが。

mail2entry自体も、事前学習をほとんど必要とせずに情報を発信できるという利点に注目して改造を始めました。被災時には各市町村単位で災害ボランティア本部が設置され、周辺地域からのボランティアはまずそこに集まります。そこに掲示されているたくさんの活動の中から自分の能力にあったものを選んで活躍することになるわけですが、インターネットを通じての情報発信というのは比較的高い専門技術を要する作業のため、人員確保が最大の課題です。
その専門性を少しでも取り除こうという試みが、Movable Typeの利用であり、mail2entryの利用です。Mavable Typeはブラウザベースでパソコンを選ばずに使えるので非常に有用なのですが、初めて使う人がすぐに使えるかというと、使えるのはやはりパソコンの玄人だけになってしまいます。
その点mail2entryならば、メールに書く書式さえ覚えるだけなので、格段に容易です。携帯電話に定型文として登録してしまえば、カメラも付いてますし、強力なツールになります。
こうした点を考慮して、穴水版mail2entryは、「そこ」に集まったボランティアが効率よく情報発信をすることに主眼を置いて作られています。ですからセキュリティ面は非常に弱いです。「被災情報を発信するページを荒らす行為の出来る人はいない」という、甘い認識もあります。
私は現在、湖西市災害ボランティアの一員として、主に被災情報・救援要請などの情報発信のための環境整備を行っています。メンバーがだれも生き残らなかったときのことまで考えると、FTP接続はほぼ不可能ですし、Movable Typeのログインだって同じです。そんな状況を想定して、なお情報発信を効果的に行おうとしたら・・・ここまで書いて思いついたんですが・・・MTやmail2entryがあることの周知と、利用効果の高さの実証が一番効果的なのかもと思います。被災地に集まったボランティアの1人でもこれらのツールのことを知っていたら、今までよりも効果的な復旧活動が行えるかもしれませんね。
長くなりましたが、「被災時向けの機能」というのは、「こうした状況を想定した上で有用と思われる機能」のことです。長々説明した割に抽象的な表現がさらに抽象的になってしまいました。このエントリーにはたして意味はあったんだろうか(汗)
でもその「有用と思われる機能」って、いろんなシミュレーションを重ねないと分からないんですよね。今考えているのは
・エラー、成功の通知
・ブラウザベースの設定機能
・セキュリティ面の多少の強化
被災後一ヶ月もすれば通信環境もだいぶ落ち着くでしょう。そうしたらセキュリティも多少確保しないとまずい状況も予想できます。その辺の設定をするにはやはりブラウザベースの設定機能は必要ですよね。もちろんそうなるとIDやパスワードが必要になりますが、緊急運用できる状態にあらかじめ設定しておけば良いのかな、と思います。
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