色温度を変えてみる

まず、一般にコンピュータ上で扱う画像ファイルの色空間は、ディスプレイを意識した設定になっているため、写真撮影が趣味の1つである僕にとって都合が良い。最近はsRGBをエミュレートする機能を持った液晶ディスプレイもあるが、元々、CRTの蛍光体と液晶パネルのカラーフィルタでは色座標が異なる。見慣れたCRTからの乗り換えで、どこまで満足できるか?


私も液晶ディスプレイの色については不安を抱いていました。省スペース性が欲しくて導入しましたけど。それでも写真を見るときには、ほんとにこの色であってるのかなぁといつも気になっていました。
そこで、この記事をきっかけに、液晶ディスプレイL565の色温度を変えてみました。標準では色温度設定はオフになっていて、説明書には「パネル本来の色」という素人にはさっぱり分からない記述がありました。

上記記事によると、IBMのThinkVision L200pという液晶ディスプレイでは色温度を6500度に設定するとCRTからの乗り換えで不満が出ない程度になるらしいです。メーカーは違いますが、私も6500度に設定にしてみました。

CRTの頃の色も覚えてないので何とも言えないのですが・・・こころもち正太寺てんぷるの背景色が見やすくなったかなぁ(濃くなった)。液晶にしてから明るすぎる感じだったんですけどね。

記事にはsRGBという規格についての話題も出てまして、この規格に則って表示をすると、同じくこの規格に則った周辺機器間(プリンターやカメラ)での色が同じようになるとのこと。その代わり規格自体の制約のために使える色が減るのでどうやら常用には向かないみたいですけど。

試しに設定してみたら、色が変わったような気がしません。色温度の設定を解除した状態と比べるとすぐに分かるほどに色が変わりますから、6500度という設定はなかなか良い設定なのでしょう。

ディスプレイの設定ってあんまりいじることがないですけど、いろいろ出来ておもしろいですね。

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